古今東西より、美容オイルについてはさまざまな種類があります。日本では古来より椿油が使用されておりますが、こちらは髪につけてよし、肌につけてもよし、料理に使ってもよしと、古くは卑弥呼の時代から現在に至るまで、日本女性の美を追求するのに役立ってきました。馬油も現在でもつかわれていますが、これは冷えると固まる性質があるため、少し使いにくい部分もあります。オリーブオイルはメイク落としにも使いますが、少し独特の匂いがあるため、好き嫌いが分かれるところです。スクワランオイルは、匂いもなくサラサラとした使いごこちで、現在では多くの化粧品に使われていますが、本当に高品質の物はその原材料にもより量を確保するのが難しいのが現状です。
最近では、すっかり身近な物になった美容オイル。「アルガンオイル」や「ホホバオイル」「馬油」や「椿油」などの種類があります。「アルガンオイル」は抗酸化作用に優れ、モロッコの奇跡と呼ばれるほどのエイジングケア効果があります。「ホホバオイル」は抗菌力に優れ、抜群の安定性があり、主にアロマオイルを希釈する時に使用します。「馬油」は乾燥対策にも優れていますが、火傷の特効薬としても古くから使われてきました。「椿油」はヘアケアに使われるイメージが強いですが、オレイン酸を多く含み酸化しにくい為、スキンケアの乾燥対策として、保湿保護剤としても使われます。それぞれの美容オイルの特徴を捉えて、上手く利用していきたいものです。